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  「インテリアコーディネーター資格試験は、2次試験(論文・プレゼンテーション)に合格して
初めて資格試験合格となります。
  その“2次試験”ですが、普段、お仕事で図面を描かれている方でも、きちんとした試験対策
をおこたると、簡単に不合格になってしまう 恐ろしい試験です。
  ましてや、これからインテリア・住宅業界への就職・転職を目指しておられるような製図未経験
の受験生にとっては、1次試験終了直後から 約2ケ月弱で合格レベルにまで仕上げるのは、
相当の頑張りが必要となります。


  毎年、 いきなり2次試験の過去問から取り組む方が数多くいらっしゃいますが、
製図未経験者にとって、それはあまりにも無謀です。 自動車教習所に例えるなら、
ろくに運転技術も学ばないまま、いきなり路上教習に出るようなものです。

  まずはきちんと製図の基礎を学んでから、次の実践・応用に進むのが重要です。
そんな中、限られた短い期間で効率良く 学習するためには、教材選びは外すことのできない重要な要素となります。


  ここでは、そんな製図未経験者の方たちに、弊社発行の
『はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方【第4版】』
と 『2次試験 製図練習帳』
を使ったオススメの基礎製図学習方法をご紹介します。
本試験では様々な 種類の図面が出題されますが、今回はその中でも基本中の基本「平面図」の
描き方について解説します。



それでは早速、描き始めましょう!
用意する物はこちら。
■製図用具
製図用シャープペンシル、消しゴム、直定規、円定規、製図用ブラシ
※他にも試験で使用する製図用具はありますが、今回は省略しています。
  2次試験に必要な製図用具についてはこちらをご参考ください。

■テキスト
『はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方【第4版】』 ※写真左  (以下、『合格図面』)
『2次試験 製図練習帳』 ※写真右  (以下、『製図練習帳』)

『製図練習帳』は、このように切り離して使える製図用紙のセットです。

特徴は、この黒い背表紙です。

以下のように、本試験に出題される全種類の図面が揃っています。
【平面図】 【展開図】1/50 【展開図】1/30
【パース】 【アイソメ】
 
今回はその中の「平面図」(1/50 900×900/grid)の用紙を使います。
それぞれの用紙右上には、作図の完成に要した時間を記入する欄があります。
同じ図面を繰返し練習することにより、徐々に描くスピードが上がっていきます。
前回と比較して、完成までの時間が短縮されると自信につながります。
毎回必ず作図時間を書くよう心掛けましょう。

 
まず初めに『合格図面』のP20を開くと、「平面図」とは何か?
どんなことを図面で表現しなければならないか?が書かれています。

『合格図面』
【P20】
 
次のP21に、『P63「図2−7のパース」の平面図を描いてみましょう』とあります。
P63のパースは、P27の居間の「平面図」を立体的に「パースとして描き表わしたものです。
前回と比較して、完成までの時間が短縮されると自信につながります。
先に完成予定図のP27を見てこれから描く内容を確認しましょう。


左の平面図を
パースで
表現すると…
P21 P27
完成予定図
P63P27
居間の「パース」
 
これから描こうとしている図面を確認したら、次に『製図練習帳』から平面図用紙を1枚切り離します。

こんな感じで簡単に切り離せます。

合格図面のページ下にある四角の数字の手順通りに線や文字、記号を描きこんでいきます。


まず初めに、用紙のどの辺りに図面を 描きこむか配置を考えます。


次に、壁の中心線 を細線で描きます。



  それでは、早速
  描いてみましょう!
次に、寸法線を描きます。



  数字の手順通りに
  進めていきます。
 
P22をめくると、「壁体※の 厚みをヘアラインですべてに渡っていれるとあります。壁体(へきたい)とは、要するに壁のことです。ここで“ヘアライン”という 聞き慣れない言葉が出てきました。すぐその下にある「One point advice」にヘアラインとは何かが記されています。 薄い下書き線のことですね!ほかのページでも図面を仕上げる上での注意点が「One point advice」で書かれているので 参考にしてみてください。

P22
それでは、ヘアラインで壁の厚みを描いてみましょう!

 
次のP23 に「窓、ドアなど開口部の内法寸法を必要な場所にとるとあります。
P27の完成図を見ると、図面右下に方位記号が書かれています。地図と同じく北が上向きになっていますね。

 
図面南側に掃出し窓が、北側と東側それぞれにドアが描かれているのが分かりますね。
ここでは、それらの内法寸法を描きいれます。寸法線は実線で。ドアや掃出し窓はヘアラインで描きます。

 
次のP24をめくると、に 「窓・ドアの記号を描く」とあります。
ドアの軌跡は、下の写真のように円定規を使います。線の太さは指示通りに使い分けてください。

次のP25では、の通り、壁を太線で描きます。

  線は、濃く太く
  描きましょう!
  細くて薄い線は
  自信無さそうな
  弱々しい印象を
  与えます。
 
そして次のP26では、いよいよソファ、テーブルなどの家具を描いていきます。
の注意書きにもある通り、 用途による線の種類の使い分けを意識しましょう。
ここでも、ページ下の「One point advice」にグリッドの使い方について紹介があります。
是非、参考にしましょう。

  あともう一息です!
 
そして、最後のP27でいよいよ完成です。 の指示通り、家具の名称寸法縮尺方位記号などの必要事項を描き加えます。
ここでも「One point advice」で製図のきまりごとが紹介されています。最後の仕上げが雑になると、 せっかく綺麗に描けた図面も台無しになり、採点官の印象を悪くしますので、最後まで気を抜かずに仕上げましょう!

  いよいよ完成!
 
以上です。ここでは「平面図」のみを取り上げましたが、他の図面についても「平面図」同様に、数字の手順通りに線や記号を描きこんでいくことで描けるようになります。
本試験では、図面を時間内に描き終えて、更にそこに着彩が加わってきます。
着彩方法については『合格図面』の最後の方で紹介されていますので、是非そちらも参考にしてみてくさい。

それでは、皆様の2次試験合格を心よりお祈りしております。
今年の絶対合格を目指して頑張りましょう!

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